芦屋東灘納税貯蓄組合連合会
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41回「税の作文」優秀作品 

 
  全国納税貯蓄組合連合会会長賞入選作品
   
税金の素晴らしい使われ方
諏訪市立諏訪西中学校
三年 吉澤綾乃
税金については、小学生の時に少し学習した事がありました。しかし、その時は、税の重要さについて、あまり理解していませんでした。今回、中学生になってもう一度税についての講演会でお話をお聴きし、又、授業でも学習して、税金についての理解を深める事が出来ました。
税金は、公共事業に使われている事は知っていましたが、他にも、開発途上国等の経済援助の為や、私達が普段使っている教科書の代金支払いの為にも使われていると知りました。私は、開発途上国の援助として使われている事が、とても素晴らしいと思いました。私は学校で、ボランティア委員会の委員長を務めているので、開発途上国の様子を、写真や文章を通して知る機会が多くあります。だから、その様な国の為に援助として税金が使われると云う事は、間接的に国民も開発途上国を援助している事になり、非常に良い使われ方だと思います。
又、昨年、諏訪地方では豪雨災害がありました。土砂災害や浸水等、とても多くの被害が出ました。学校も、災害の為に休校となってしまいました。私の家には、幸い被害はありませんでしたが、近くの川は氾濫し、友達の家は床上浸水になってしまいました。メールに添付された写真やニュースの映像でしかその様子を知る事は出来ませんでしたが、私の家もそうなってしまうのではと、とても不安でした。しかし、そんな悪夢の様な災害も、多くの方々のお陰で、すぐに復興されました。私は、その時の費用に税金が使われていたと、最近になって知りました。それを知ってから私は、あの災害が復興されたのは、税金をしっかり納めている人のお陰だと思う様になりました。しっかり税金を納めている人が居るからこそ、あの災害は復興されたのだと思います。そう考えていたら、税を納める事の重要さを実感しました。
時々、「脱税」という言葉を耳にします。ニュースやドラマでも見た事があります。私は、この様な事をする人に、税を納める意味というものを、一度、よく考えて欲しいと思います。ただ単に、法律で決められているから……というのだけでは無く、開発途上国の援助に使われている事、税金のお陰で災害の復興が出来た事……この様な、税金の素晴らしい使われ方を知って欲しいです。そうすれば、脱税なんて愚かな事は出来ないと、私は思います。今回、学校で税について勉強し、素晴らしい使われ方がある事を知る事が出来て良かったです。多くの人が税について理解出来る様な企画が、これからも設けられていったら良いと思います。そして、多くの人に税について理解して頂けたら嬉しいです。
今は、消費税でしか税を納められませんが、大人になったら、しっかり税を納める事で、社会に貢献していきたいです。
人を支え幸せにする税金
上越教育大学附属中学校
一年 森今日子
今までの私は、税金といっても買い物をする時に消費税が五%かかることくらいの知識しかなく、税金がどのように使われているかなどには全く関心がありませんでした。ふと以前母が、「おばあちゃんの病気は、治りょうに高いお金がかかるんだけど、ほとんど助成してもらっているんだって。ありがたいよね。」と、言っていたことを思い出しました。もしかしたら、税金に関係があるのかもと思い、詳しく聞いてみました。
私の祖母は腎臓病で、私が生まれる前から週に三日、病院で人工透析をしています。小さいころ、祖母の家に行っても、居る時と居ない時があるのが不思議だった思い出があります。重い病気であることを知ったのも最近のことでした。週三日の人工透析にかかる費用は多額で、月に五十万円程もかかります。祖父母の年金だけではとても払えない金額です。しかし、腎臓病は重度障害に認定されているため医りょう費の助成制度によりほとんどを補助してもらえるのだそうです。そして、その助成金の財源が税金であることを知りました。
学校の建設や、橋や道路工事など、作業を実際に目にするものは、税金が使われているのだと、あまり税について関心のない私にでも分かります。しかし、祖母のように税金によって助けられている人がいるということは正直、母の話を聞くまでは知りませんでした。祖母の「おばあちゃんは、みんなのおかげで、みんなに助けてもらって生きているんだよ。」という言葉の意味がやっと理解できました。この制度がなければ、高い医りょう費を請求される祖母はどうなってしまうんだろうかと考えるだけでも、祖母の悲しい顔が浮かび、とても切なくなります。
祖母は病気でとても苦しい思いをしています。医りょう費のことを気にしないで治りょうができるだけで、ずいぶん心の負担が軽くなっていることでしょう。遊びに行くといつもにこにこと笑顔で迎えてくれる祖母でいられるのも、顔も知らない多くの納税者の方々のおかげなのです。税金を納めてくれているすべての人に対して、感謝の気持ちでいっぱいです。
これから先、市民税、所得税、固定資産税などの様々な税金を納めなくてはならない生活が私にもくることでしょう。
`納税の義務aと聞くと、どうしてもいやなイメージがあり、そう考えると積極的に税を納める気にはなれなくなってしまいます。しかし、自分が納めた税金で祖母のように幸せになっている人が必ずいるのです。また、自分自身もその恩恵をうけることもあるはずです。「みんなの税金で、みんなが幸せに」その気持ちを持って、きちんと税金を納めたいと思います。
そして、国民すべてが幸せな生活を送ることができるような税金の使い方をしてほしいと願います。
暮らしを支える社会の会費
太子町立中学校
二年 寺岡雅美
私の家族は、毎年、お盆の時期になるとお母さんの実家がある長崎に行きます。今年も八月十日の夜から父の運転する車で約十時間かけて帰りました。
実家では、祖父母が大歓迎してくれ、たのしい一週間はあっという間に過ぎてしまいました。実家でのお手伝い、先祖のお墓参り、舟での魚釣り、生月島への観光など楽しい思い出が一杯です。
また、八月十五日には、長崎の伝統行事として有名な「精霊流し」が華やかに開催されました。この精霊流しは、初盆を迎えた故人を送る行事で、お供え物を積んだ舟を引っ張り、銅鑼、爆竹花火を鳴らして、故人の霊を送るものです。今年は、特に凶弾で倒れた伊藤市長の精霊流しは盛大で、観光客等の目を引いていました。
ただ、精霊流しが終わった後は、爆竹花火の燃えかすなどが道路一面に散らかっており、清掃等が大変だと思いました。おじいちゃんに尋ねると、「市役所、清掃会社、アルバイトの人で夜十時から翌朝二時の間で一斉に清掃すると。清掃する人も大変ばってん、この費用も随分とかかり、皆が納めた税金から支払われてるとばい。」と教えてもらいました。
この時、税金って何?と思いました。今まで税金について、あまり意識をしたことがなかったからです。これを機会に少しだけ税のしくみ、税の果たす役割などについて勉強することにしました。
日本国憲法第三十条(納税の義務)には「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」と定められています。難しいことは、まだ分からないけど、物を購入した人は消費税を、所得があった人は所得税を納めなければならないということだと思います。私もスーパー等で五%の消費税を支払っているので、納税の義務を果たしているのかな?
次に、皆が納めた税は、どのように利用されているのか調べてみました。私達の校舎、病院、道路、教育費、社会福祉費など皆の暮らしに役立つように利用されていました。
つまり、税金は「私達が暮らす社会の会費」だと思います。所得が多い人、物を沢山購入する人、利益をあげている会社などは、少し多めに税金を納めて、社会に還元します。
その税金を国や市町村が、皆が暮らしやすい社会にできるよう、皆のために上手に使うものだと思います。
このように、税金は人と人のつながりを果たす大切なものです。私も近い将来、所得税を納め、社会の一員として、皆が暮らしやすい社会に貢献したいと思います。
ふるさと納税
八尾市立八尾中学校
二年 三橋ちなみ
私はこの税の作文を書くにあたって、沢山ある税の種類の中で何の税について書こうかと悩んでいた時、ふと最近よく新聞やニュースなどで耳にする「ふるさと納税」という言葉が頭に浮かんできた。今までは深く知ろうともしなかったし、知識も全く無かったが、夏休みに祖父母宅に泊まりに行く機会があったので、経理の仕事をしている祖父に聞いてみた。
祖父の話によると「ふるさと納税」とは、自分を育ててくれた「ふるさと」に、働くようになって「ふるさと」から出て行ったとしても、個人が納める税の一部を納税するという案、との事だった。
幼少から小中学校の義務教育期間までは「ふるさと」には沢山の人材育成の為のコストがかかるのに、卒業したら「ふるさと」を出て行って、都市などに移り住んで就職し、その自治体に税を納めることになるという。だから会社や人口が集中する東京や大阪などの大都市は繁栄し、地方などは人口も減少し税金も集まらず、財政困難になっている自治体も多いという。
その時、はじめて聞いたのが、祖母のふるさとの兵庫県香美町は「西の夕張」と言われ財政破綻寸前らしい。祖母の兄妹や友達も高校卒業後は殆どが「ふるさと」を離れ、神戸や大阪に働きに出て結婚しそのまま住んでいるという。ゆえに過疎化が深刻な問題らしい。その話を聞いて、ますます「ふるさと納税」の話が身近に感じられ興味が増してきた。
インターネットなどで調べてみると、住民税の行き先は「一月一日現在の住所地」という基準があるらしい。現在、芸能界では安室奈美恵さんら多くの沖縄出身者が活躍しているが彼女らの住民税は沖縄には一切入らない仕組みになっているらしい。一方、現役大リーガーのイチロー選手はオリックス時代、神戸に住民票は移さず、自分を育ててくれた「ふるさと」に恩返しの意味でそのまま住民として年間五千万もの税金を納めていたこともあったという。
「ふるさと納税」は、まだ検討されている段階で実現には至ってないそうだが、宮崎の東国原知事らは賛成で、東京や大阪等大都市の知事は税の収入が減るので反対らしい。私はもちろん大賛成である。同じ日本なのに地域によって財政に格差があるのはおかしいし祖母のような「ふるさと」が財政難で困っていたら自分が納める税金の一部を役立てたら嬉しいと思っている人も多いと思う。
私達もいずれ税金を納めることになるのだが、自分が納める税金は絶対無駄には使われず、役に立ってほしいと思う。もし八尾市が財政難になっていたら他の地域に住んでいても心が痛むだろう。障壁があると思うが少しでも早く「ふるさと納税」が実現してほしい。
税に生きる私達
洛星中学校
三年 大安裕士
新潟県中越沖地震が起こった際、テレビである光景をよく目にしました。それは、いつまた強い余震がくるかもしれない、という状況の中で倒壊した家屋やがれきの中を懸命に救助活動を行っている消防隊員の方々の姿です。自らの命を危険にさらしても人の命を助けようとする彼らの行動に、心打たれたのは私だけではないでしょう。
そう感じた時、ふっと頭に浮かんだのはそのすべての活動は私達国民が支払っている税金によるものであるということです。そう思うと不意に満足感というか、幸福感で満たされるのです。また自衛隊の方々が海外で活躍されていると聞くと、そんな形容しがたい気持ちになるのです。同時に税金の重要性を再認識するのです。私も思います。「大人になった時には税金をしっかり払おう。」と
ですが、そんな思いを真っ向から否定するかのように汚れた税に関する話題が新聞の一面などによく躍ります。裏金や脱税、政治家の政治資金の多額計上…など例を挙げればきりがありません。今でも見つかっていないだけで、そのようなお金、または税金はまだあるのではないでしょうか。残念ながら疑ってしまうほど不信感は高まっています。
元来、税金というのは国民と国の信頼関係の上になりたっているものです。国民は国が自分達に使われると信じて支払い、国は国民の生活を向上させる為に使います。つまり、新潟県中越沖地震の際の消防隊員の方々のように自己の利益の為ではなく、国民の利益に使われるべきなのです。私も大半、いや九十九・九%以上はそのように使われていると信じております。しかしそれ以外の税金は自己の利益の為に使われていないでしょうか。私が今訴えたいのは「本当の利益は自分ではなく他人からもたらされる。」ということです。私の父は、現在国際公務員としてユネスコにて勤務しています。父は主に発展途上国と呼ばれる所で識字プログラムを推進させています。そんな父は多くの人から慕われています。それが本当の幸せ、利益ではないのでしょうか。
私も将来国の為に働きたいと思っております。その時に信用される国になれるか、それとも腐敗が横行し、国民から背を向けられる国になっているか、は私達にかかっています。
最後に私達国民は納税者であると同時に国を監視し、審判を下す責任があります。政治の腐敗、そして税金の不正処理には一段と厳しい目をむけ、また納税者ということの自覚を各自持ち続けてほしい。そう私は切に望むのです。
私達の義務
京都市立加茂川中学校
三年 久保田梓
私は、これまで日常生活を送る中で、なぜ?どうして?と感じることはあっても、ただ何となく、そうなっているからそうなんだと思ってきたことがよくありました。しかし、三年生になって、社会科の公民で、自分の国の成り立ちや仕組み、憲法や法律といった国のルールについて学習するようになり、これまで曖昧にしてきた疑問が少しずつ解けてきたような気がしています。誰のための、誰による国なのか、このことは、自分の国の成り立ちや仕組みを理解する上で、何より大切なポイントだと知りました。
私たちの国の主権は国民にあります。そして、その主権者である国民一人一人には、豊かで快適に、そして安心して暮らす権利があります。また、そのことと同時に、その権利が守られるよう社会を築いていく義務もあります。そして、その憲法に定められた重要な三大義務の一つとして、納税はあります。
義務というと、何か強制的に「させられる」という意味にとらえられがちで、税金でいえば、「取られる」と理解されがちです。しかし、そうした考え方は正しいのでしょうか。義務は誰が誰のために負うのかによって、意味は大きく違ってくると思うのです。例えば、過去の封建社会のように、主権が特定の個人にあり、特定の身分を持った人々だけに権利が与えられ、大多数の人々が義務だけを負わされる社会ならば、義務は「させられる」税金は「取られる」という言い方で正しいでしょう。しかし、国民が主権を持ち、全ての国民に権利が与えられた社会ならば、それを支える義務は、皆が「当然すべき」ことであり、税金でいえば「支払うべき」ものとなるのではないでしょうか。
また、私たちが私たちの社会を支えるために「当然支払うべき」義務として税金があるなら、税金がどのように生かされているかどうか関心を持つ責任もあると思います。ただ憲法に定められているからと、納税はするけれど、後は知らないでは、やはり「取られる」という意識から前には進まないとも思います。そして、それを知るために、税金を預かり使う役割を任されている人たちは、その使い道について情報公開し、常に国民に分かりやすくしておく責任もあると思います。
私たちが、私たち自身の手で、私たちのための国づくりをしていく。そして、それを支えているのが税金ならば、今ある私の毎日の生活は、そうした納税者の皆さんの努力に守られているのだと、改めて感謝します。そして、そうした国のあり方を受け継ぐためにも、大人になれば、しっかりとその義務を負い、次の世代の人たちにバトンタッチできるよう役立ちたいと思います。
「人と税が支え合ってできる町づくり」
豊岡市立日高東中学校
三年 笠原麻衣
私はジュニアタウンミーティングに参加をしてきました。そこではこれからの町づくりについてたくさんの意見を中学生が出しあい、市長さんや教育委員長さんに聞いてもらいました。私達の中学校の意見は、校舎が古いので建て替えてほしい・少子化の対策で子供のいる家庭に資金援助や医療環境を整え人々が永く住み続けたくなるような町にしたいというものです。もし、この意見を実際に行うとなると多大なお金がいります。そんなお金を誰かが払ってくれるわけではありません。だからこそ町づくりには住民からの税金が必要になると思います。
私の町はたくさんの税金を使っています。せまかった道路がとても大きな見通しのよいものになったし、台風でこわれた堤防も直りました。私が図書館で本を借りても、公民館や公園で遊んでも、学校で勉強しても一円もお金を払ったことはありません。これだけではなく、書ききれないほどの税金からの恩恵やサービスを受けています。こうして考えると、日々生活していることは税金のおかげであって、あたり前のことではないのだと分かりました。
もちろん私達家族が税金の恩恵やサービスを受けるだけでなく物を買うと消費税、両親は働いているので給料から所得税、車があるので自動車税、また、固定資産税などありとあらゆる税を払っています。最近知ったのですが私の好きな温泉も利用すると入湯税がかかるそうです。かかる税を見るとなんでこんなに払うのだろうと思いがちです。しかし、たくさんのサービスを受けている以上、しっかりと税金を払わなければいけないと思います。
ニュースなどで脱税の話題がよく出ています。以前は、その話を聞いても、それほど気にはかけませんでした。でも、税金について知った今は、脱税をする人は自分の利益しか考えがなくてこれまでに受けてきた税金のサービスを忘れ、感謝をしていなかったから脱税をしてしまったのだろうと思うようになりました。またそういう人がいると、納税とサービスのバランスが崩れてしまいます。そんなことにならないようにするためにも私達の人生の中で払うべき税をきちんと払い、そしてたくさんの恩恵やサービスを受けて幸せに暮らしたいです。
生活をよりよくするためには、ジュニアタウンミーティングに出て、自分達の意見を述べたように、まず、こうしてほしい、こうなってほしいという願いや思いをしっかり持つことが大切だと思いました。日々こうして生活できることに感謝しながらそんな願いや思いが一つでも実現するように、税と人が支え合って、より一層すてきな町づくりを目指していきたいです。
税金で未来を拓く
香美町立射添中学校
三年 中村栞
私には、芦屋市に祖父母がいます。毎年お盆やお正月には祖父母に会いに行きます。それは私にとって長い休みの楽しみの一つです。でも、困ったことがあります。私の住んでいる香美町から芦屋市まで車で三時間もかかることです。三時間も車に乗り続けているのは、体がとても疲れます。
しかし、近年北近畿自動車道が開通し、芦屋市に行くのに今までより三十分早く到着するようになりました。『たかが三十分。』『されど三十分。』この三十分で疲れがぐんと減り、今や芦屋は香美町から近い所になりました。
でも、このありがたい道路、いったいどんなお金で造られているのでしょうか。母に聞いてみると、
「税金で造られている、という道路わきの看板を見たことがあるよ。」
と話してくれましたが、詳しいことは母も知らないようです。そこで、タウンページを使い、国土交通省朝来国道維持出張所に電話をかけ、質問をしました。すると、とても丁寧に教えてくださいました。
この北近畿自動車道はガソリン税、自動車重量税を合わせた、道路特定財源で造られていること、また、和田山から春日間は三十一・七キロメートルあり、建設費用はなんと千九百二十億円だということなど教えて頂きました。すごく高額な道路で驚きました。
そういえば、私の祖父母や両親は、
「あー。また税金を払わなあかんな。」
とよくぐちをこぼしているのを聞いたことがあります。そのため「今まで何のために重量税を払わないといけないのかな?」という疑問もありましたが、やっと税金の意味が分かってきたような気がします。社会科でも道路以外にいろいろなものに税金が使われていることを勉強しましたが、国民が払う税金で自分の生活を支え、便利にし、よりよい社会を築いているのだな……と感じました。だから、税金を払うことは、面倒くさくても、嫌でもちゃんとしないと、いい体制の日本が崩れるのではないかと思います。
私以外にも、この北近畿自動車道が開通し、便利に思い、体も楽になった人もたくさんいることでしょう。
私は将来、車の免許をとり、車を運転するようになったら、税金を払うことを嫌がらず、日本が成長する栄養になると思い、払っていきたいです。
この道路のおかげで祖父母に会う機会が増え、私にとっても祖父母にとっても嬉しいことだと思います。
新しい道路が開通し、時間短縮されるということは都会から田舎へ、田舎から都会へとの行き来が増え、田舎が発展してゆくチャンスです。さらに、道路が開通していくということは「国民の生活を便利にし、未来まで切り拓いてしまうのだ。」と強く感じました。
払わされる税金から払う税金へ
西大和学園中学校
三年 田伏宏基
ある日僕は、インターネットで、「バイオエタノール優遇税制へ」という見出しのニュースを目にしました。「バイオエタノールとは、大麦やとうもろこしなどの植物を原料とする燃料のことで、それを普通のガソリンに混ぜれば、混ぜた分だけ税金を免除する、というのです。僕はこのニュースを読んで初めて、ガソリンに揮発油税という税金が課せられていることを知りました。そしてなぜ、地球の環境のためなら払ってもいいと思える税金を、環境に配慮したバイオエタノールに対しては払わなくてよいのかと疑問に思いました。その答えは、僕達の「税金を払わされている」という間違った考え方があるから、ではないでしょうか。
そもそも僕達は、あまりにお金に執着しすぎているような気がします。ニュースを読んだとき、僕は「ガソリンにまで税金をかけて、国はあらゆるところから税金を取り立てているからひどい。」と正直思ってしまいました。まさに「税金を払わされている」という考え方です。やはりそのような考え方ではいけないと、反省しています。
身のまわりの物すべてが、お金でなんとかなる今、環境のためであってもお金のできるだけかからない物が求められてしまいます。「環境に優しい物に税金をかけなければ、安くなる。安くなれば、消費者は買う。買われれば、環境は守られる。」このように、税金は人々の行動をコントロールする役割をも果たしている、と言えるかもしれません。また、身のまわりの事のほとんどが、税金によって成り立っていることが分かります。税金を払って買ったガソリンで走る道路もまた、税金でできているし、関税をかけられて輸入された物は、消費税を払って買います。
しかし、分かってはいても、普段意識することもなく、税金の重要性に本当は気付いていなかったような気がします。これからは「税金を払わされている」と思うのではなく、「税金を払おう」という意識に変えていこうと思います。
そして、お金が大事にされるように税金もまた、大事にしていくべきです。何気なく使っているお金も税金でつくられているのだから。
「大きな幸せ」作りのために
奈良市立田原中学校
三年 山口真衣子
「おじいちゃん、大丈夫だったからね。」
病院から母が電話をかけてきた。ほっとすると同時に、うれしくて涙が出そうになった。
昨年夏の深夜、祖父は急に激しい腹痛を訴えた。父がいない夜で、母が病院に連れて行くことになった。母は一一九に電話をかけた。祖父の病状を伝え、診察してくれる一番近い病院を探してくれるように頼んだ。「市立病院に連絡をします。」という返事を聞き、母は喜んだ。家から市立病院までは車で約二十分。当直の医師が内科の先生で、すぐに診察を受け、点滴や投薬治療をしてもらえた。看護士さん達もとても親切にしてくださったらしい。幸いにも祖父の病気は大したことがなく、三日で退院できた。
退院した祖父は、「一一九に電話してもらって、早く診てもらえた。」「市立病院があって、本当に助かった。」「当直の先生も丁寧に診てくださった。」「費用も思っていたほどかからなかった。」と、何度も感謝の言葉を口にした。そして「税金に助けてもらったようなもんだ。」としみじみとした口調で言った。
市立病院は、数年前まで国立の病院だった。その病院が無くなるかも知れないという噂が出た時は、とても不安だった。私の住んでいるところは奈良の片田舎で、近くの総合病院といえばその病院しかなかったからだ。市の補助のおかげで病院が残ることになったのだ。
祖父を助けてくれたこの病院の経営維持にも、すぐに病院を手配してくれた救急システムにも、そして当直してくれる医師や看護士の確保にも「税」が使われている。どんなところに住んでいる人にも、できるだけ公平な医療が受けられるように税金の使われ方は工夫がなされている。
医療だけではない。教育、文化、公共事業、治安維持、環境保護など様々な分野でも「公平」というものさしに照らし合わせて税金は使われていく。その人の力に合わせて課税され、日本の国全体を見通して配分される税金のシステムは、「助け合い」の精神そのものだと思う。自分が払える時は他者の幸せのために納税し、困った時や自分一人ではできない時は税金という安心な制度に守ってもらう。祖父は自分が納めた税金だけでなく、みんなが納めてくれた税金に助けてもらったのだ。
税金には国に直接納める国税と、県や市に納める地方税があり、その中には直接税と間接税がある。また、普通税と目的税の区分もある。一人一人の状況に応じ無理なく納められるようにきめ細かく区分されているのだ。
私はまだ中学生で、消費税しか納めたことがない。しかし将来大人になった時には自分の力に応じた税金を納め、「助け合い」の輪の中に入れてもらいたい。自分一人の「小さな幸せ」のためにだけではなく、日本中の人達が
安心して幸せに暮らせる「大きな幸せ」作りのお手伝いをさせてもらいたいと思う。
森林を救う税
和歌山市立有功中学校
三年 森口寿
現在和歌山では、間伐などの手入れや、伐採後の植栽などが行われずに放置され、荒廃した森林が増えているらしいです。そんな森林を助けるために、和歌山では今年の四月から新しい税ができました。その税の名前は「紀の国森づくり税」です。
私がこの税の事を知ったきっかけは、テレビのニュースです。私は普段ニュースを見ていて、税の話が出てきても、あまり気に留める事はありませんでした。税の話は難しくて、理解することは大変なんだと思っていたからです。でも、「紀の国森づくり税」という言葉を聞いた時に、これなら私にも理解できるかもしれないと思い、そして同時に、理解したいという気持ちになり、くわしく調べてみることにしました。
インターネットで調べてみると、『水源のかん養、県土の保全等の公益的機能を有する森林からすべての県民が恩恵を受けているとの認識に立ち、森林を県民の財産として守り育て、次の世代に引き継いでいくことを目的とする。』と書かれていました。私は、それはとても良いことだと思いました。このまま放っておいて、次の世代の人達に森林を残せなくなるのは、かわいそうだと思うし、森林から恩恵を受けているという認識を持つことは、私たちにとって大切なことだと思うからです。
その税金の活用の方向性は、主に三つあります。一つは、県民が森とあそび、まなぶことによって、森林との距離感を縮めるために、森林を舞台にしたあそび場の提供や、森林環境研修などを行うことです。二つ目は、豊かな森林を取り戻すために、植栽放棄地への広葉樹植栽や、異分野の協働による森づくりなどを行うことです。そして、三つ目は、公共施設などへの木材利用や、森林から得られるさまざまな産物の利活用に関する調査・研究などを行うことです。
私は、森林を助けるための税があることを今まで知りませんでした。そして、自分で興味を持って調べることができて、色々なことを知れて良かったと思います。
税を払うことで、森を助ける活動に参加できるということは、一部の人だけではなく、この県に住んでいる人全員が森を助けているということです。そして、森を助けることで、私たちの暮らしはよりよくなると思います。それはとても素晴らしいことだと思います。
『紀の国森づくり税』はまだ実行されたばかりです。私は、税を正しく使って、良い結果を残してくれることを願っています。
税の扱い方
和歌山市立高積中学校
二年 井口奈美
私は中学生です。義務教育なので中学校に行かなくてはなりません。教科書も、机も椅子も、私たちが学習するのに必要な道具は全て、税金によって賄われています。今、私にとって一番身近な税といえば、教育税でしょう。
今期私は、整美委員になりました。たまに、掃除用具が収められている整美倉庫の片付けがあり、委員長の補佐をしながら自分も砂を掃き出したりと、できることをして倉庫をきれいに片付けます。片付けといえど、使える用具ばかりではないので使うことのできない用具の処分をすることもあります。
以前の片付けの際、使えなくなった掃除用具の中に、毛糸やホコリが絡まっていて、一生懸命掃除をしたと思われるほうきや、擦りすぎてボロボロになったタワシなどがありました。
しかし、大半は自然になったとは考えられない、柄を真っ二つに折られたほうきや、ボコボコになったバケツ、砕かれたチリトリなど、人の手で壊されたと確信できる掃除用具ばかりが出てきました。
しかし、ふと疑問を感じた。日本国民の税金が、なぜ外国の地下鉄建設に使われるのだろう。本来税金は、国内の公共事業や社会保障、教育費などに利用される。納税した国民自身のために使われなければ、税の無駄使いになってしまう。税金を使ってまで外国の発展を支援することは、日本や国民にとって無駄遣いにならないのだろうか。
このとき私は「自分の物でもないのに、どうしてこんな扱い方ができるのだろう」と、思いました。
掃除用具は税でもって学校に供給されているものであり、私たちが快適に過ごせるように、学べるようにと与えられた学校の備品です。その備品を、そんな風に壊す、らくがきする・・・何と非道な行為でしょう。
税は、私たち中学生に直接関係のないものです。しかし、教育を受けている私たちに、税は遠まわしにでも生活の中に関ってきます。
学校の備品だけでなく、公共施設やごみ処理など、私たちが豊かで安心した暮らしができるように、様々な、ところで税が使われています。
そしてその税は、たくさんの人々が懸命に働いて納めているものであるということも、忘れてはいけないと思います。
「家計簿」で理解した税金
大津市立打出中学校
三年 幡野麻依子
参議院選挙期間中のテレビニュースでよく耳にした言葉に「行政改革」「歳出削減」「財政再建」がある。頻繁に登場するその言葉の意味を知りたいと思い家族に尋ね、またインターネットで調べてみた。
その結果わかってきたことは、ニュースでは色々な専門用語を使い難しく説明しているが、政府予算を突き詰めると母の「家計簿」と一緒である、ということだった。要点をまとめてみると、
一、家計簿の中で毎月収入として入ってくるお給料部分が税収であり、同様に家計簿の出費にあたるものが政府予算では財政支出または歳出と呼ばれている。
二、家計簿では収入以上の支出をし続けることはできないけど、本来政府予算もそれと一緒であり、歳入を上回る歳出をし続ければやがて財政は破綻してしまう。
三、だからお金の使い方=税金の使い方を考え、収入に合った支出規模に抑えることが大切である。すなわち「行政改革」を実行して無駄遣いをなくし「歳出削減」を実現する。それによって収入と支出をバランスさせて「財政再建」を実現する。
このことはまさに消費者ローンのコマーシャルでよく耳にする「収入と支出のバランスを大切に。無理のない返済計画を」という言葉そのものであった。
この様に家計簿に置き換えて考えてみると「消費税アップ」という問題もすんなりと理解できる。家計簿の中で収入と支出のアンバランスを解決するやり方は、支出を減らすことができなければ、もう一つの解決法に収入をアップすることである。その収入アップが政府予算においては税収入のアップ=一つの方法として消費税収入のアップ=消費税率のアップ、ということになるのだろう。
しかし、実際の家計簿においては収入はそんなに簡単に自分で増やすことができないので、私の母の口癖である「もったいない」「無駄遣いをしてはダメ」の言葉が全てを表しているように日々収入の枠内に支出を抑え込む努力をしている。
そのような「簡単に収入を増やせない」家計簿の上に税収入が成り立っているとするなら、「簡単に消費税をアップし税収を増やして財政再建を目指すのではなく、まず行政改革を行い無駄な支出を徹底的に抑えることから実行するべきだ」という行政改革の考え方には非常に納得できる。
まだまだ分からないことが沢山あるが、それでも今回政府予算を家計簿に置き換えることでより身近なものとして理解できたことは私にとって大きな一歩である。これを機会に今後は何が必要で何が無駄な支出であるかを自分の周りの生活環境の中で身近な問題に置き換えて自分なりに考えていこうと思う。
税が支える住みよい日本
高月町立高月中学校
二年 橋本峻太郎
今年七月十六日、新潟・長野県で震度六強の地震が発生しました。新潟県中越沖地震です。平成になってから、一九九五年には阪神淡路大震災、二〇〇四年には新潟県中越地震、二〇〇七年には能登半島地震が発生しました。どれも震度六を越える大地震です。日本は環太平洋造山帯に属していて、世界でも大変地震の多い国です。将来も幾度となく、このような大きな地震が発生することは、まちがいないと言われています。
新潟県中越沖地震後の被災地の様子が、連日テレビで放送されていました。家が全壊し住む所を失った人、家は残っていても地盤がゆるんでいて家に帰れない人。様々な人々が体育館や公民館、車の中での生活をよぎなくされていました。地震から一週間が過ぎたころ仮設住宅の建設が始まりました。少しずつ復興が進む様子がテレビに映っていました。これらの復旧活動に使われていたお金も、税金だと知りました。僕は、税金と聞くと、思いうかべるのは消費税くらいのものです。でも、他にもたくさんの種類の税金があることが、調べてわかりました。これらの税金が、今回のような災害復興に使われることは、すばらしいことだと思いました。
日本は地震大国であり、さらにこれから少子高齢化社会をむかえようとしています。高齢化が急速に進み、六十五歳以上のお年寄りを今は約四人で支えていますが、二〇五〇年には、一・二人で支えることになるそうです。また、少子化や現在フリーターと呼ばれる人達も多くなり、税金を納める人も少なくなりつつあります。このような状態が続くとしたら、近い将来どんな世の中になるのでしょうか。大きな災害が起こっても、復旧作業が進まないかもしれません。そんな事を考えると、とても不安になります。
今回税金についての作文を書くうえで、いくつかの資料を読みました。その中に、「税は私達が社会で生活していくための、会費のようなものです。」という文がありました。税のことをとてもわかりやすく言っており、本当にそうだなぁと思いました。日本が住みやすい国になるために、税金が使われることは大変すばらしいことだと思います。僕も大人になって、納税ということを身近に感じる時がやって来ます。今思ったことを大人になっても忘れずにいたいと思います。そして、納めた税が私達のため日本のために正しく使われてほしいと思います。
税に込める願い
旭川市立広陵中学校
三年 上田彩乃
「憲法第三十条・国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」
教科書に載っていたこの文章を、何も気にすることなく読み流していた。今までは、私達の納めている税が何に使われているのか、知ろうとすらしていなかった。遠いどこかで偉い人が使っているのだろう、という勝手なイメージを持っていた。
初めて税に関心を持ったのは、昨年の秋である。毎年来ていた街路樹の枝払いが、なかなか来なかった。噂によると、税金が予算より少なかったので、今年は廃止になったらしい。この時、私は初めて税が身近な事に使われていると知った。
枝払いが来なくても大丈夫だろうと思っていた、だが、その後は想像に反して大変だった。夜は街灯が枝や葉に隠されてしまい、暗い道を歩くのは怖かった。冬が近づくと、私の顔ほどもある大きな葉が大量に落ち、皆で一生懸命拾った。
これ以来、一度も枝払いは来ていない。街路樹は立派な枝にたくさんの葉をつけている。この木は花粉を持っているらしく、近所の小父さんはそれが原因で咳が出ているそうだ。
このような状況になって初めて、私は税の有難さを理解した。税とは、皆が当たり前と感じている生活を支えている、縁の下の力持ちなのだと思った。
もし税の制度が無かったら、どのような事が起こるだろう。今回の事は日常茶飯事になるのだろうか。道路は整備されず、警察署や消防署、病院を利用するには莫大なお金がかかる。図書館などの公共施設は皆無。極端な例だが、このような環境で生活するのは辛い。やはり税は必要不可欠である。
私は、税に自分の願いを込めることが可能だと思う。たくさんの人が、より良い環境で暮らせるように。たくさんの子供が教育を受けて、心身共に成長できるように。もしも火事などの緊急事態が起こってしまっても、気兼なく消防署や病院に連絡できて、一人でも多くの人の命を救うことができるように。そう願って納められた税だからこそ、期待を裏切る事無く、世のため・人のために使われているのだと思う。
給与明細やレシートに記されている「税」の字を見ると、何故か損をしたような気分になる人も少なくないだろう。だが、考え方一つで世界観は変えられる。先入観にとらわれず、一人一人が税について深く考えることが必要だと思う。そして、税を納める時には自分の願いも添えて欲しい。そうすることで、より良い国へと変わっていけるだろう。私はそう信じている。
いつか私が働くようになり、税を納める時は、自分の願いをたくさん込めたい。そして、少し得したような気分を味わいたい。
五月に母はケチになる
郡山市立郡山第一中学校
三年 伊藤佑太
毎年、五月になると母はケチになる。ノートを買うからと言っても、「最後まで使ったの?マンガ書いたんでしょう?」となかなかお金をくれない。いつもなら購買部のノート代金百二十円を「ハイ!」と出してくれるのに、近くのスーパーから五冊二九八円のノートを買って来て僕に渡す。そのうえ、いつもなら母が疲れた、疲れたと言う日は、僕が「そんなに疲れているなら今日はラーメンを食べに行こう」と言うと「そうしよう!」とすぐ話が決まるのに、五月は「ラーメンがいいのね?」と母はインスタントラーメンを作り始める。そして五月の連休は、出かけると人がどこでもたくさんいるとか、車が混むとか理由をつけて家にばかりいる。どうも五月になると母はお金を出したがらない。今年僕は思い切って母に聞いてみた。
「母ちゃん給料五月は減らされるのか?」「なんで?」「だって五月になると母ちゃんすごくケチになる。」「あたり前でしょ。五月はね、税金の支払いがあるのよ。固定資産税と自動車税。家には自動車が二台あるから二台分支払うの。特に自動車税は一年に一回だけだから、いつもの家計から支払うのよ。」そうなんだ。五月は税金を払うから母はケチになっていたんだ。「自動車税はいくら払うの?払わなかったらどうなるの?」「自動車税は二台合わせて八万円弱ってとこよ。払わなかったら車に乗れないのよ。」八万円を支払うために大好きなラーメンがインスタントラーメンになっていたんだ。でも買い物でも食事に行くにも車は使うし、乗れなくなるのは僕も困る。やっぱり払ってもらわなくちゃならない。でもどうして自動車税を払わなくてはならないのだろうか。また母に聞いてみた。「母ちゃん、どうして自動車税を払うの。」「佑太、学校へ行くのに道がなかったらどうする。車がビュンビュン通る道路に信号機がなかったらどうする?」。道路がなかったら?信号機がなかったら?僕は道路も信号機もあるのが当然だと思っていたから、ない状態は考えられないし、もしなかったら学校まで行けないし、車が沢山通る道路はなかなか渡れないし、もしかしたら交通事故にあってしまうかも知れない。そう思ったら僕は少し怖くなってしまった。車は道路が無ければ走れないし、デコボコの道路だったら時間もかかるし車も壊れてしまう。信号機や標識があるから僕らは道路も歩けるし、交通量の多い国道四十九号線も安心して渡れると思う。道路を作ったり整備するのにはお金が沢山かかるけど、それを個人で全部出すことは大変だからみんなで、負担するのが税金だと母に教えてもらった。税金をまだ払っていない僕達も生活の中で色々税金によって助けられているんだなぁと改めて知った。来年の五月も母のケチに付き合おうと思う。
                       
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